フランスの首都パリ

パリはお城などの歴史的な建造物、美術館といった有名な観光名所に加え、最新のファッションや流行りのレストランが生み出される街として世界中に知られており、毎年海外から3,800万人(2019年)もの人々がパリを訪れます。

日本人の皆さんの間では花の都として呼ばれていますが、街灯をたくさん設置して治安を改善を図った歴史に基付いて英語圏の方達の間では光の都(The city of light)として呼ばれています。

パリはフランスの首都でありますが、世界の他の大都市と同様に大気汚染の問題や、人との繋がりが希薄であるといった問題を抱えています。ですのでフランス人の中にはパリを嫌っている人が大勢いるのも事実です。しかし一般的にこういった考えを持っている人たちはパリの本当の部分を良く知らない人々だと私は思います。パリジャンじゃない人々には内緒の素敵な場所があったり、昔からのノウハウを大切にしている職人が暮らしているなど私にとってのパリは住みやすく魅力に溢れた街です。またパリでは建物が統一されて作られているので大通りやカフェのテラスからそのような景色を眺めるのは私にとっての楽しいひと時です。また芸術や歴史などの中心地であり新しいものの始まりの地であるパリのまわりにもおすすめの場所がたくさんあります。

パリが初めてフランスの首都になったのは6世紀の初め頃です。時代によってはパリではない他の11の町が首都になっていた時期もあります。その他パリが首都としての肩書きを残しつつも事実上の首都は別の場所にあった時代もあります。例えば1682年に当時の王様であったルイ14世がパリからベルサイユに引っ越しをした際にはベルサイユにもパリと同じように国家公務局を作ったため、事実上の首都はベルサイユとなっていました。また20世紀の例としてはドイツ占領下にあった1940年にド・ゴール将軍が自由を求めてアフリカのコンゴ民主共和国の首都ブラザビルをフランスの首都にした出来事があります。こうしてブラザビル市は三年間フランスの首都として機能していました。

これからは、少しずつパリを発見しましょう…

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